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Gibson Les Paul Standard 2013 Honey Burst(演奏) [ギター関連]

【Gibson Les Paul Standard 2013 Honey Burst】
ore.jpg
さて、僕の体比率はこんな感じです。
デブとかなんだとかは受け付けません!
レスポールはもっと低く構えたいところですが、僕には無理ですね。
178cmでの比率です。
僕の手持ちのアンプは全てフェンダーです。

1 Fender GRETA
2 Mustang MINI
3 Blues Junior
4 Blues Deluxe

greta-on.jpg
自宅練習アンプで弾いてみました。
【Fender GRETA】
このアンプの特性上、枯れたような音を出しますが案外マッチングは良い。
充分、練習に使えるというか、アンプ直のギター側の音作りをこれで行える。
レスポールスタンダードは様々な表現をサーキットで行えるので、試しながら
練習出来る点では、こういうリバーブもなんもない練習アンプは良いのかも
しれないと感じました。

【Blues Junior 】
スタジオ使用
パワー感は当然、マーシャルと同じ管を使ってるだけに印象はいい。
相性としてはそれでもフェンダー特有の音作りな気がしてしまうので、試奏時の
印象と異なる。
それでも悪くはないな?と思わせる音は当然出るので、心配していた程ではない。
ライブなら大抵、マーシャル置いてはあるだろうし、スタジオもちゃんとした所
ならば置いてあるので、それで対応しようかと思う。

【Blues Deluxe】
最近、ジュニアばかりなので音量を上げて使う環境でまだ試してはいないが、
パワー感は、きちんとギターなりに付いて来ている感じがする。
音作りという意味では幅広く対応出来そうなので、これも問題はなさそうですね。

Fender系のアンプは重低音にふったような作りはしていないのだが、このブルース系
のアンプならば違う側面の音作りが面白い気がします。
エフェクタをかけてよりも、アンプ直でまずは演奏してみた感想なのですが、
レスポールらしさ?というのがあるのなら、マーシャルに1歩譲る感じですね。
ですが、トーンというのも好みなので、これらの組み合わせは好きです。
歪みという部分では、Fenderの歪みが嫌いな人は多いとは思うのですが、
個人的には好きなので、しばらくこれで行きつつ、良いスタジオでマーシャル
との組み合わせと比較してじっくり詰めたいと思っています。
ライブで何台もアンプ持参してってわけにもいかないので、悩むところでも
ありますが、最終は手持ちのアンプで工夫していく方向を取りたいと思います。

【Gibson Les Paul Standard 2013 】
コイルタップや豊富なバリエーションを作れる回路を持っていますが、
シングルコイルにしてアコギ代わりに使ってみたりもしてみました。
それなりにアンプ直でも音作りを可能にしてくれます。
使いこなすという程、難かしい機能ではないのですが、そういう目的が明確に
今あるわけではないし、それなりに音の目的別にギターを揃えているので、代用的
な音作りでしかない事に興味を持てない部分もあるので、これらはレスポールの
サウンドとして楽曲の中で煮詰めて行くのが良いのではないかと考えています。

重さ 4Kg
細かく計測は出来ないが、ジャスト4キロでした。
さすが穴空きレスポール。そこまで重いという印象は使っていてありません。
プレイヤビリティとしてはばっちりの弦高は、デッドポイントもなく、
フレットのおかしな部分もなく、細い握りのネックもいいもんだと思わせて
くれます。
僕はだいぶ手がでかいので、ネックは太いのが好みでしたが、極端に細い
わけでもないこのネックは弾きやすく、非対称の恩恵も演奏していると明確に
感じられるものでした。
若干、ハイフレが狭いかな?程度の問題はありますが、ボーカルメインなので
ソロをそれほど多くは取らない現在では問題を感じません。
自分を慣して行く対応のほうが重要に感じます。
指板のローズも、チョーキングでひっかかりなど皆無で、指の力をそれほど必要
とする事もなく、スムーズにプレイが可能でした。

【私的なギター考察】
やはりギターの値段や、質を考えた時、重要視する部分は明確になりました。
もちろん、ギターの持っている個性や仕様以外の部分という事になりますが。
1 プレイヤビリティ
値段相応に弾きやすさと、なじみやすさが向上する気がしますし、そうでなくては
いけないのだと思います。
サウンドというのはピッキングニュアンスも含め、本来はプレイヤー側に多くの要求が
あり、ギターは二次的な要素になるので、良いギターとは演奏のしやすいものであるべき
です。それは重さや、材質、仕上げに至まで体になじみやすくプレイヤーと一体になる
べきギターの細かな品質とは、仕様以外ではプレイヤビリティに値段が反映されるべきです。

2 デザインと装飾
デザインは音に影響し、これらは過去の資産としてテレキャス、ストラト、レスポール
などの安定したデザインは音や機能を具現化した物であり、フェンダーやギブソンって
会社の偉大さを実感出来るものです。
装飾は所有する満足度を決定付ける物で、塗装の品質、木材の見た目など、価格に
見合った物があればその楽器を愛せる宝物にかえてゆきます。
この点では、ギブソンのレスポールは商売が実にうまいと感じます。
杢目であるとか素材感をグレードでよく分け、購入意欲を誘う。
音やプレイヤビリティの価格反映プラスの価値観をモノに与えるのが実にうまい。
スタンダードでこれなら、カスタムショップ製は?とどうしてもなるように出来ている。
個人的には、カスタムは見ない事にしようと余計に思いました。

【Fender VS Gibson】
音作りの汎用性についてはストラトを含め、レスポールスタンダードならば
レスポールに分があるがストラトも様々なモデルがあり、一概には言えない。
私的にはプレイヤビリティに優れるのはFenderである。
重量的な問題が大きいし、フレットの幅も個人的にはFenderの広さが好みだ。
逆にデザインと装飾については、個人的感想はレスポールの圧勝だ。
しかし、好みの問題ではテレキャスに思い入れも含め、一票。
しかし、同じ値段ならばレスポールの凝った作りに対価高価を感じます。
事実、52ビンテージとレスポールスタンダードの価格帯はほぼ同じだ。
所有する満足度は、圧倒的にレスポールの対価高価は高い。
それでも所有満足度にフェンダーを望むのは、私のように好みの問題で、
金額における作りの良さはレスポールだろう。

これは全て主観なのだが、Fenderのギターはだいたいは傷が気にならない。
むしろ、慣れてしまえば傷も勲章を通り越してかっこよく思えてくる。
マーケティング的に、おそらくレリックにFenderが高額商品を揃えるのは、
細工としてのレスポールの美しさではなく、退廃的なイメージを作りあげる
レリック加工に技術を使うからだろうし、成り立ちとしてフェンダーは
安価なシステムで大量生産のギターを合理的に作る事で成功した会社だ。
レスポールと比較すれば、そのパーツひとつひとつの作成行程が上回る
部分はないのだから。
テレキャスファンとしては、なんともフェンダーとは無骨な会社だろうとも感じる。

レスポールにもレリックはあるが、そもそもレリックに興味がない私としては
食指はさらに動かない。レスポールは傷などない美しいままが好みだ。
扱いにも気を使ってしまう。
このギターはもちろん使い倒すが、出来る限り傷がつかないように大事に使い
たいと思うのだ。
同じFender系列のグレッチも同様に言える。
あまり傷などは付けたくはないのだ。
グレッチにしてもレスポールにしても、大切に扱いたくなる何かがある。
テレキャスには無い高級感と、美しさがあるのだ。

ギターや楽器の価値っていう物は、所詮は弾き手の能力を引出すプレイヤビリティ
と、価格に応じた装飾や材質、サウンドと密接に関係するデザインに対しての対価
が反映される物であると考えが明確になった。
やっぱり、本物は本物であって、偽物はどんなに良い物を作っても偽物でしかない
という事なのだし、安価なギターは安価なギターでしかないのだ。
それらを理解して、自分の納得するギターを選択するしかない。
私個人もフェンダーのマスビルや、ギブソンのカスタムはひとつも持っていない。
マスビルやカスタムの良さは持っている人にしか理解は出来ないだろうが、
こうした観点からそれは素晴らしい物であると考えられる。

ならばいずれは?とは私は思わない。
自分の中では、それらを見ないようにして遊んで行けば良いのだ。
上を見たらキリがないし、下を見てもキリがない。
本物を揃え、その中でしっかりと弾き込んでゆくほうが幸せになれるからだし、
それなりにモノとして満足して本物を選択したのだから、愛してやろうと思うのだ。


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