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N-3B バズリクソンズ [ファッション]

N-3BIM.jpg
バズリクソンズのN-3Bである。
Mサイズで身長178体重75キロの僕にジャストサイズ。
本来、この手のジャケットは中にたくさん着込んでアウターに使う物だろう。
だから、1サイズゆったりめでもよかったかもしれないが、今時はぴったり
着るのも悪くはないだろう。

も1950s半ばから利用されたようで、私のは1960年代のモデルのレプリカだ。
詳細はスペック表が付属する。
N-3BGUID.jpg
アルファやアビレックスのN-3Bも保有していたが、アルファやアビレックスは
値段はかなりお安く手に入りやすいし、ぶっちゃけ着心地も軽い。
様々な現代のタウンユースの事情を汲んで、スタイリッシュだったりもする。
私のN-3Bはそれらと比較して忠実に当時の物をレプリカにしているので、
ぶっちゃけ重いし、一目で価格差が理解出来る人はマニアしかいないだろう。
N-3BCOYOTE3.jpg
60年モデルだからアクリルファーではなく、コヨーテのリアルファーが装着される。
そもそもこのファーがアクリルではない物をお探しの方がここにたどり着くケース
も多いのではないかと思う。
後期のN-3Bは軍物でもアクリルファーに変わったようだし、マテリアルもナイロンで
はなく綿と混合になっているのは、コクピットや機内の暖房等の技術が進んだおかげ
で、そこまでヘビーな防寒性能は必要なくなったかららしい。
N-3BTAG.jpg
理屈はともかく、アルファやアビレックスのタウンモノに飽きたらレプリカモノ
を見てみるのも良いのではないかとおもう。
確かに現代のモノと比較するとヘビーすぎると思うし、まわりから見れば、違いなど
わかりようもない物だが、着ている本人に与えるズッシリとした着心地や、その
暖かさは正直、タウンユース用にリファインされたN-3Bよりあきらかに異なる。
N-3Bzip.jpg
ファスナーはクラウン製で、現代のファスナーより味はあるが機能はどう考えても劣る。
N-3BLINER.jpg
ライナーも内ポケットのひとつもないシンプルな構成だ。
重くて疲れるかもしれないが、寒がりな人には良いかもしれないし、
昔の雰囲気を持っている人のみ理解できる満足感で味わうのも良いかもしれない。
実際、僕も自己満足のみの為に着ている。
アクリルではないファーは着脱できないのでクリーニングは高価になるし、
機能的の目指すところがタウンユースとはことなるがゆえの不便さもある。
若い人ならスタイルにあった、ピッチリとしたのをかっこよく着こなしたい
だろうし、アビレックスなどタウンユース用の利点は山ほどあるだろう。
N-3BHEAD.jpg
40も越えた私のようなおっさんは、こういうモノにもえる場合もある。
そもそも、この手のモンは貧しさから出た若者文化の延長なんだと思う。
ハーレーも、当時はアメリカで安く手に入るバイクだからカスタムが流行した。
革ジャンも安く常に着れるから流行したわけで、ルイスもショットも
そういった層にウケたメーカーだ。

ミリタリーも放出モンの中古や古着を着込んで合理的なファッションとした
のだろうしね。
なんでこんな話をするか?っていうと、僕もそうなのだが自覚している、していな
いに関わらず、他国の不良のおにーちゃん達のファッションを踏襲している。
例えば日本では、不良のおにーちゃんたちは昔、どかじゃんにツナギ、にっかぽっか
なんかでバイクにまたがって、バイクもカスタムしまくっていたわけだが、
ドカジャンがアメリカさんではN-3Bなんかのフライトジャケットだったのだろう。
革じゃんなんかもそうで、最初はフライトジャケットから派生している。
いつの時代も若者にはお金がないけど工夫があったわけではないかな。

そんな海外の工夫を踏襲して、革ジャンやミリタリーを着るのは、日本の
不良おにーちゃんたちのドカジャンとかの文化はさすがに、格安であったかろーが
どうも気が引けてしまうから仕方ない。
別に日本でミリタリー着ていようが、革ジャン着込んでバイクにまたがろーが、
怖い人だとは思われないしね。
僕の年齢で、どかじゃんにニッカポッカなんか履いてバイクに乗っていたら、
これもまたなんか違う気がするわけです。

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