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ホワイツ スモークジャンパー [ファッション]

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【White's Smoke jumper】
主にバイクではレッドウィングのエンジニアを使っているが、ダイエットで少し
足が痩せたらしく26ではゆるくなり、25.5のブーツを探し始めた。
この手のワーキングブーツはウエスコとかレッドウィングとか、様々あるが、
今回のポイントは編み上げブーツを探した。
ワーキングブーツに想いをよせるポイントは人それぞれあると思うし、こだわり
もまた千差万別だろうかと思う。

例えば革が分厚けりゃ高級でイイと短絡的に考える人もいるかもしれないし、
どこかのちょうちん記者や、中古品業社が商売のために書く、【茶芯】最上記事
にもウンザリしているが、それもまた僕個人の考えでしかない。
もし自分の漆黒の革ジャンがすすけて茶色になっていったら、そりゃ悲しいと思う
私だし、クツもそりゃ同じなわけですが、なんでこんな事書くかっていうと
ホーインのChromexcel Leather(クロムエクセル・レザー)
の革を使った物が私の今回のホワイツ スモークジャンパーだからだ。
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確かにこのレザーは全体を黒で染色しきってはいないので、削れれば茶色が顔を出す。
しかし、おそらくこの靴をそうした傷、黒塗のハゲをそのまま履く人間は少ないと思う。
ホーインのクロムエクセルは、素地がそう簡単にハゲて出てくるような質の悪いモノ
ではないし出て来ても色入れするユーザーも多いし、実際のよい革の正義は素の茶
がでずらい、出ない努力をタンナーがいかにしているかがポイントで、ユーザーは
いかに磨きこんで大切にするかが靴のポイントだと思う。
ワーキングシューズとは言え、さすがに現場作業員の安全靴みたいにハゲハゲで薄汚れた
靴を履いてる人を見てかっこいいなんて思う感性は僕には一個もないのである。
実際、ウエスコやホワイツの経年変化で画像検索をかけても、ハゲハゲの汚い安全靴
みたいな画像はまず少ないか、出てこない。
やはり磨きながら大切にした貫禄が出る靴が良い靴だと思うし、素地が出すぎたら
ホワイツにリペアしてもらえば良いと思う(そういうサービスがある)
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さて、今回この靴を購入したポイントは、編み上げ(レース)のブーツで、
良い革を使っている物で、ジャストサイズで履ける物、とか色々あるのですが、
よーはホワイツのブーツを一個試したくなったのである。
すでにホワイツは昨年ABCマートに買収されているし、その影響と親会社の締め付け
で個人単位のオーダーは受けてくれるが、店単位の大量オーダーは日本からは受けない。
ABCを通せって事になってきているので、ツルシで売っているような販売店は激減している。
ダナーがそうだったように、ABCが本国ではなく安価なモデルを作って名前つけて売り出す
事も今後はあるかもしれない。
その前に購入しようと思っていたのでこれにしたのが一番の理由だろう。
評価の高い歴史あるホワイツの今後は心配ではあるが、もうひとつの理由は既に法外な
値段に日本ではなりつつあるし、今後はもっと高くなりそうだからっていうのもある。

ABCでのオーダーも開始されているが、数年前と比較して基本となる部分もオーダー
オプションとなっていたりする。たぶん2−3万値段がすでにあがってる感じだ。
経年変化で人気のあるクロムエクセルもジャンパーではオプションに変更となってたり
私の買った8インチも標準のあたりまえだったモデルから6インチの低いモデルになり、
二段階も上のオプションになり、この仕様を買うには軽く10万を越えて行く事になって
いる。

つまり私がツルシで購入した物は実際のトコ、現在ではかなりのオプションである。
今後はホワイツはオプション10万越えが当然となり、なんだかイメージと違う
素のモデルがツルシで店に並ぶ事になりそうな感じだ。
僕の場合、このホワイツは在庫なのでかなりお安く購入したわけで、
ホーイン クロムエクセル(革)
8インチ高   (高さ)
ビブラム100#  (ソール)
などなどが現在はオプション扱いということになる。
そもそも森林火災の消防士がヘリから飛び降りる事を目的として作られた物で、
これらは通常、標準装備だった物だがタウンユースにはオーバースペックである事
とか、いわゆる茶芯がどうのという人が日本では多いので、そこに着目したんだろうなぁ。
でもホワイツやウエスコ買う層にそもそも、そんな茶芯だとか気にする人いるのかね?
whist-vibrum.jpg
ビブラム100はオフロードバイクで使っているオフロードブーツのガエルネED-Proでも
使われていて、ヌタヌタの泥や、山の中でバイクを押す時にほんとに重宝しているし、
その耐久性や燃えない素材とか、なじみ深いソールだ。
やはりスモークジャンパー買うなら外せないポイントだったし、そもそも
バイクやキャンプなどのアウトドアが好きな人だったら、当然のこのソールは
外さないだろう。
難点で言えば、ガエルネでもそうだがとにかく頑固に硬いし頑丈なので、長距離を
歩くにはぜんぜん向いてない物だと思われる。
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ヒールの処理のカーブが実に奇麗なのも気に入ったポイントのひとつで、
こうして革を幾重にも重ねて木のようにした処理は大好きだ。
ビブラムの#100は分厚いのでこのヒールもあいまってかなり身長は上げ底になる。
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装着感はジャスト25.5の普段のサイズで7.5Eで私はよかった。
もうちょい足が大きく産まれてくれば、もう少しブーツも貫禄あったのになぁ。
土踏まずにサポートがあり、良い感触を与えてくれる。
ぶ厚い革を使っているが、上まで締め上げてもクロムエクセルはそんなに硬い
感触はないのだが、ヘビーな重量感とともに足にあわなければ苦痛を伴うと感じます。
この手のブーツは個体差もあるので、通販する人は気をつけたほうがいい。
足に馴染むという言葉は、革が関節に応じて曲がるクセがつくことを言っていて、
革がのびるなんて事は物理的にはありえない。
馴染んで、関節の曲がりクセに応じてやわらかくなり動かない場所は硬いまま
だからこそ良いのであり、特にこのようにカカトのハイトが高くなる靴は、
歩けばどんどん重力もあいまって前方に足が滑り落ちるし、かかとのサポートも
外れて行く。
そもそも、この手のワーキングブーツはつま先にゆとりを作ってあるので、
指があたるなんて事があったらダメなのだから。

私の場合のサイズ感はこうだ。
実寸では裸足の足で26cmになる。7.5E
通常、日本の汎用品の靴は25.5でジャスト。
ワイズはEで調度だった。

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