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TAYLOR テイラー / 314ce NAT [ギター関連]

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私は実はアコースティックギターメインで弾いていた時期がバンドでも長い。
どちらかというと、アコギが好きである。
TAKAMINE PT-406 80年代半ばに購入した初めてのギター
YAMAKI      名称不明 貰い物であるが現在手元にない。
GIBSON DOVE 93年に購入したBoggieピックアップ付きギター
と3台は購入してきたが、一番新しいアコギはエレアコのTAYLOR
テイラー / 314ce NATである。
最近になってこのブログで矢継ぎ早に楽器なんぞ紹介してますので、友人から
そんなに買ったのか?とか言われますが、書き始めてから買ってるわけもなく、
単に、勝ってに紹介しているだけで、買った時期はまちまちです。
ただ去年やたらに購入したことは間違いがない。
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このギターもそのなかの一本です。
さて、楽器っていうのは悲しいかな、メンテをしなければ長く良いコンディション
を保たない。PT-406は私にとって思い出深いギターなので頑張ってメンテしているが、
ネックの状態、ロッドの状態も限界であり、フレットの山ももう限界だ。
外観は良い状態を保っているが、これを大幅なメンテに出すとなると購入金額を
軽く超える金銭を支払わなければならない。
GIBSON DOVEは、頻繁に活動していた若い時代にネックを折ってしまい、無知で
金のなかった私は自分で修正、修理をしてしまいプレイは可能だが直すとなると
よけいな修理をしてしまっている以上、大修理になってしまう。

そこで新たに購入したわけですが、購入にあたり何本か試奏した。
マーチン00028 ギブソン J-45  ギルドを何本か、ぶっちゃけJ-45を購入するつもり
だったのだが、あまりにも私にとっては音が前に出ず、どうしたんだろ?と思う程。
店員は、みなさんとりあえず押さえとくギターですからと言った感じだったが、
J-45とTAYLOR テイラー / 314ceやその他では明らかな差があったので、
そばにいた店員さんと、ちょっと雑談。やはり、最近のGIBSONの品質には納得がいか
ないという事だった。

もちろんそれでもこの音が気に入れば、良いのだろうが私はダメだった。
マーチンが実は一番好みの音をしていたのだが、バンドで扱うにはどうか?
という疑問と葛藤があり、最終的にTAYLOR テイラー / 314ceとマーチンを
最後まで悩み抜き、TAYLOR テイラー / 314ceに決定した。
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指板はエボニー、ネックはマホガニーである。
細いとは言えないサイズのネックだが、これが決めてとなるくらい演奏性が実に
高いと感じた。もちろん主観なのだが、こんなにアコギで弾きやすいネックや
気持ちのよい感触は私にとっては初体験だ。
せいぜい、20−30万レベルのギターしか所持した事がない私だからもっと
素晴らしい物はあるのかもしれないが、正直、音よりも大きく感動を覚えた。
トップはスプルース、これは好みもあるが私はスプルースが好きだ。
シトカスプルースなので、それらしく音はキレの良い音がする。
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バックやサイドはサペリである。サペリはマホガニーの代用で使われたり、
いろいろありますが、TAYLOR 300シリーズはUSA生産の入門機なので
このへんは妥協するところですね。ギターを鳴らし込んだ成長過程でどうなの?
とは思いますが、それは今は応えは出ません。
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プリアンプ搭載で、TAYLOR Expression Systemで音を電気に変える。
ふれこみではDI無しに直接、PAに送る事が出来るそうなのだが、もちろん
バッテリーは角電池を必要とするのだが、ライブクラスの距離がある場合、
きちんと機能するかどうかはまだわからない。
まぁ、DIはプリアンプ着いてるからといって、使わないわけじゃないので。。。
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ヘッドジョイントはネック折れのしづらいスカーフジョイント。
1ピースではない。そこに私は問題を感じないので、頑丈なほうがありがたい。
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フレットの処理、エボニー指板の厚みも充分で、グレッチ6120の指板とは別格の
素材の良さが見ても触れても即座に伝わる。実に素晴らしい。

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ペグはオリジナルらしいが、いまひとつまだ評価しづらい。
使って使い込まないとのこれは回りを含めて、新品じゃどう言っていいかわからない。

音質
カラッとしたヌケが非常に良い元気な生音で、アタック感の鋭い音。
ピッキングにもフィンガーにも充分な音で返してくれる。
GIBSON系の暗く重いトーンが好きな人とは対照的な音と言えるんじゃないでしょうか?
もっともそれも主観であり、DOVEを使っていて感じていることです。
低音のヌケはあきらかにマーチンのほうがよかったです。

TAYLOR USAのエントリーモデルのような格付けのこのギターですが、
品質はとても良く感じます。何より、プレイヤビリティーが良い。
これはネットでも同様の意見がたくさん出ていますが、実際に触れた瞬間の
握りの良さや、素材の感触が実に良いのです。
弦高もエレキ併用でも問題ないくら低く抑えられており、実に弾きやすい。
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最後に今回のびっくり。
最近、楽器屋に行って時代の進歩に驚く事が多い私ですが、アコギの2弦
オクターブピッチが調整されたサドル。
最近はアコギでもこのように調整された物があるのね。。。
僕の時代ではサドルが段差で2枚のものはあったけど、こういう変則的なのは
見た事がなかったのです。

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