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ロードキングカスタム インプレ [FLHRS ロードキング]


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ロードキングカスタムを一カ月ほど乗ってみて、そろそろ理解出来てきたので、インプレを。

正直言うと、僕にとっては長い付き合いになるバイクだと確信したのが結論だ。これは乗らなければわからない事だったのだが、ソフテイルCVOと何もかもが違うのだ。

当たり前かもしれないが、FLSTSE2は、エンジンも大人しく、快適さにふったバイクで積載性もよく、音楽だって聞ける。全てに高級なバイクだった。

ロードキングカスタムは、エンジンを掛ければエンジンが大きく振動し、キャブ仕様もあいまって、機械を感じさせる乗り物である。
それはよくも悪くも機械であり、まったく今時ではない。簡単に言うと古臭い味がするバイクだ。

ソフテイルCVOを購入して、後悔はしていないが、ときめかなかった理由は、我儘にも程がある、その機械らしさをまったく感じる事が出来なかったからだと思うし、完璧にメーカーがカスタムした何もイジリようのないバイクだったからだと思うのだ。


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こんなバックを付けるだけで嬉しかったりするし、そんな専用品があり、購入する事すら楽しかったりもするのだ。
旅に出た時は、ここにアレをいれてとか、こんな物があれば便利だとか考えるのも楽しい。

アクセルもクラッチもワイヤーで、らしい動きをしてくれる。CVOは現代の技術を取り入れた進化が感じられ、そこに古い技術を融合させているのだが、R1200GS BMWと比較にならない程、最新技術と古風な伝統の融合がマッチしていなかった。

それは当たり前で、BMWがその技術を走りに使うのなら、ハーレーは豪華さや古い技術のエンジンの味を持たせつつ、現代で使えるレベルにする為のものだからだろう。

CVOより勝る部分は、ロードキングカスタムにはほとんどない。だが、エンジンの鼓動感だとか、そんなもんは魅力だとも思わなかったはずの僕が、それを理解してしまった。

まるで雑誌やネットの受け売りのように、あー、なんか生き物ぽいな、なんて思ってしまうのだ。
積載性は、サドルバックの容量はロードキングよりもカスタムのほうが小さいらしく、褒められたレベルの積載性を持たない。不満ならロードキングの物が付くようなので、そこは良しとした。

走りは、まったり走るのが実に気持ち良く、過激さの欠片もないので疲れない所が良い。
ロードキングカスタムのハンドル位置は、ロードキングよりもかなり体側で、乗車姿勢が窮屈に思えたのだが、それは慣れが解決してくれた。

長距離ツーリングでは、今時のバイクと異なり、風の影響はカウルがあってもかなり受けるが、速度を出さないで走る事でまぁまぁな快適性があった。

総じて、なにがいいかって、まったり付き合いの出来るおおらかさなんじゃないかと思うのだ。

尖ったところも、全くないバイクというのは、やはり僕くらいの年齢にはいいもんなんだなぁ、そんな気がした。
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