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キャンピングカー 購入記 4 絞込み [キャンピングカー]

中古で決定したキャンピングカー選び。
家以外はローンを組まない主義を通してるので致し方ない。
時間を金利分で買うという考え方もあるが、どうも乗り気になれなかった。

さて、何故キャンピングカーが必要なのか再度、考えてみた。
1愛犬がいる以上、簡単に旅に出る事は叶わない。
2仕事が読めないので、予定を組んだ旅など不可能である。
つまり、この大きなファクターが私にはある。
ペットホテルの予約を行く先々で取って旅をする憂鬱さ、満室でキャンプ場
すら断られる事の多い現状を考えると、キャンピングカーを購入する事の
メリットが見えて来る。

愛犬と自分、別れた家族?と何故か頻繁にキャンプに行くので、娘を
喜ばせたい。
そもそもバイクで軽く設営撤去が楽なテントを装備して、気の向くまま
旅をする私に、巨大なテントをラゲッジに押し込み、設営するだけで
ひと苦労なキャンプをしかも1泊や2泊の為に汗だくになりながらやれ
って言われても腰が重くなるのだ。
長期滞在ならその苦労も報われるが、バイク装備なら到着後数分で
すでにくつろぎの空間を手に入れられるものを、10倍以上の重さや
量を苦労して設営して、メシの支度をして夜を迎える事に何の魅力
があるのか?ましてやカヤックをやるためには船まで組まなければだ。

チェックインの時間にあわせて出動すれば渋滞に巻き込まれ、夜中に
出ればどこかで狭い車内で仮眠をし、到着までに疲れ果ててしまう。
世のおとうさんはそんなモンだろうとは思うが、それって趣味って
言えるのだろうか?

温泉に入るのも好きだが、近くにトイレが必ずあるとか、ましてや綺麗な
水洗のトイレがあるだとか、実は僕が好んで行く温泉にそんな設備はない。
あってもとんでもなく汚かったりして、出来れば使いたく無いものだ。
頭の中にあるモデルケースがある。
よく行く温泉は24時間開放型の村営だ。
大変静かで人気の無い場所で、寄付によって成り立っている温泉だ。
だから設備がどうこうなどと贅沢な事を一切思わないが、トイレを使おう
と思えば、そこからだいぶ離れた所まで行かなければならない。

緊急に入浴後、もよおしたら悲しい現実がある。
それらを回避するためには車内にトイレが欲しいところだ。
だいたいは高所にあるので、エアコンよりもヒーターが重要で、これが
なければ凍えながら寝る事になる。
もっともテントで寝る事を考えれば、どんなでも快適だったりはするし、
それなりの寝袋などの装備も所持しているので、雪が降ったって大丈夫では
あるし、バイクでの雪中キャンプなんて事もしたことがあるので、たいした
問題ではないのだが、車で寝るとなると快適さを享受したくなる。

そもそも快適なホテルや旅館、家にいる事をやめて外に出るのか?
それは自然の中で楽しみたいからで、自然の厳しさを味わいたいアウトドア
はバイクで1人でやるものだと思っている。
確かに名言、知識が増えれば装備は減る。
これは事実だし、装備を究極に少なくしていかに快適に過ごすという事は
アウトドアの醍醐味である。
ファミリーキャンプはどうかというと、はっきり言ってアウトドアとは
真逆な方向で進化した意味不明な現状がある。
だからキャンプ場は経営難に陥るのだろうし、ファミリーキャンパーを
中心としたインフラの整備は美しく整備されたトイレに大きな区画、
温泉や休憩所の整備や洗い場の整備などなど、本来のアウトドアとかけ離れた
インフラを必要とし、それを必要と思わないバイクキャンパーや、アウトドア
を理解している層にまで無駄な出費をかけさせて、アウトドアシーンは先細り
になってきている。

わざわざ一泊5000円以上の金を支払い、どでかい荷物をおろして組み立て、
どんなに追い求めても不可能な家にいるのと同じ環境を追い求めた装備を広げ
る事に飽きる人だって居て当然で、そんな事するくらいならば、もっと対価を
支払いキャンピングカーを買って、ついたその場から自然を楽しみ、くつろぐ。
自然の中で無理する事もなく時間を楽しむ。
一泊だって二泊だってそれなら有意義ではないかと考えたのだ。
そろそろ、もっと休日を楽しんでもいいだろう?
そろそろ、もっと人生を楽しんだっていいじゃないか?

そこに至前、プラドの三列目とラゲッジをフラット化して車中泊をしてみた。
その大きさから、足を延ばしてフラットに十二分に寝れる。
しかし荷物をあっちこっちに片付け、ベットを展開し、愛犬と荷物は助手席に、
窓も虫がはいるので開けられないので、虫用スクリーンをかぶせ、通気を確保
し、なんとか寝た。
寝れない事は無いという程度で、安眠とは程遠く、これではやはり巨大テントの
呪縛からは逃れられない。
一泊の突貫旅行ならこれでいいが、それでもあまりにも疲れすぎるのだ。
以前、アルファードに乗っていた時も感じた事だが、ちょっと寝るという
ならそれも充分な環境なのだが、使う人数や犬がいたりすると大きく違う。

求める物は、肉体的精神的負荷もなくある程度の人数で寝泊まり出来、
テントよりも快適に過ごせ、立つ事も可能で、トイレも設備されているもの。
バイクキャンプのストイックさと対極にある理想をそちらでは作りたいのだ。
そして可能な限り、一般的な駐車場に納まる2m5mサイズであり、少なから
ずある程度の運転時のストレスが少ない物ということで浮上したのが、
カムロードベースという選択だった。

中古で気になったのはバンテック社の物で、そもそもが必要な物が最初から
装着されている事から、他メーカーのように中古なのに新車の価格を大幅に
上回るプライスタグとかいうふざけた話しにはなっていない。
予算的にはかなり厳しく、中古でも実にいい値段がしてしまうが、
それなりに綺麗に使われたものを選択したいと思った。


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