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ロードキングカスタム [FLHRS ロードキング]


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納車も終わり、2日目。昔のモデルなのだから、正規ディーラー中古でも初日から色々あんのはお約束であります。

さすが!フューエルゲージ満タンになってる!ディーラーは違うな!そしてしばし40キロ程走行した後の高速、エンジン停止。
こえーよ!と路肩に停めて、色々あーだのーこーだのやるが、どーにもならない。

そう言えば40キロ走ってんのにゲージ満タンっておかしくね?はいそうでした、ハーレーのゲージはまったくアテにはならないと知ってたのに、ディーラーが満タンにしてくれたと、思い込んでいたのです。
アテになんなくても目安くらいにはしたいのに。。

次!私のロードキングカスタムは、エアクリーナーを前オーナーがカスタムしていて、渋滞中にオイルを盛大に吹きまくる事が判明。
いくらなんでもな大量なので、近日保証対応をお願いした。

ブローバイの不良や、様々考えられるが、いくらなんでも盛大すぎるので、オイルの入れすぎ?もしくはエンジン渋滞過熱による物かもしれない。一度盛大に吹いてからは、僅かな漏れに収まっているのが怪しすぎる。

他はまったく問題なさげなので、燃料ゲージとブローバイ対策、もしくは漏れの原因対策で収まりそうである。
CVOのクラッチシリンダー不良で、クラッチが切れなくなる等、致命的なことはなさそーなきがする。

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ロードキングのサイズはかなり小さく、足、腕、に充分な余裕がある。べったべたな足で取り回しも抜群。またがったままで取り回し可能なんだから、BMW GSの巨大さ、取り回しの苦労から考えたら天国である。

アメリカ人は合理主義なのか、ツアラーでもコンパクトに収めないと売れないのかもしれない。これは私のように、バイク置場から出庫するのに苦労する環境では天国だ。

小さすぎず、快適なサイズじゃないかと思うし、だからと言って、旅をする時に余裕がないどころか、きちんとしたゆとりは乗れば感じられる。

CVOの1800から1450と、随分排気量は低下したのだが、今の所アンダーパワーは感じない。やはり、ノーマルのままのCVOや、現行ハーレーのインジェクションは、設計本来の力を出せていないのではないか?

私の前車FLSTSEは、ソフテイルなので振動はほぼなかったし、まったくもってジェントルな大人しいバイクだったのだが、知ってはいたが今回は盛大にエンジンが揺れる。

別に嫌な感じもなく、これからまったり付き合いたい。


ロードキングカスタム [FLHRS ロードキング]


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ソフテイルCVOから、キャブに乗りたくなり、ロードキングカスタムに乗り換え。

日曜日納車ということで、楽しみです。
FLSTSEに不満なんだとかどうとか、そんな事
ではなく、クラッチトラブルなどなど、あった
が、良いバイクだったと思います。

だが、キャブがなんでも好きなもので、乗り換えを決意してしまった。

イジリどころもないある意味、完璧なCVOより、やはり少しは、と思ってしまう僕です。


LEICA M-E ライカ購入 [写真]

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デジタルレンジファインダー機のLEICA M-E (ライカ)を購入した。
動機は単純で、SIGMA DP1クアトロを散歩用に使って来たが、写りに
なんの不満があるわけでもなんでもないし、むしろ私には充分すぎる機種
なのだが、思いのほか大きかった事、やはりファインダーが存在しない事、
この二つに少し悩んでいた。

PENTAX K3もあるし、ペンタのレンズも多く所有しているし、まだまだ
使いこなせないのであるが、なによりデカいシステムを持ち歩くには車
であっても軽快さがない。
だけど、実は一番はレンジファインダーできちんと写真を理解したかったのだ。

ーLEICA M-E ライカにあって、今迄に無いものー
○軽快なサイズである事
○レンジファインダー等、アナログ操作の行程
○フルサイズ35mm センサー

愛せるカメラというのは常に持ち歩ける物ではないか?
実はiPhoneのカメラで一番撮影しているなんて笑える事はないか?
一眼の良いレンズ、良いカメラを都度、購入し、機能を使いこなせない
なんて事はないか?
自問自答すると、実に私のようなド素人にはあてはまるのである。
被写体との距離を目測や身体で覚えるにはオートフォーカスは邪魔だ。
感度設定から、シャッター速度、絞りまで感覚的に扱える機種が
私の手持ちには存在しない。
いや、言い方を変えると、感覚的に扱っている人もいるのかもしれないが、
私の感覚とは大きくズレているのだ。
液晶画面やファインダーの中で小さなボディ側のダイヤルや矢印キーで
設定するそれらのファンクションは、直感的ではないのではないだろうか?

ー良い写真とは何か?ー
素早くその瞬間を切り取り、想い出や情景を残す。
手持ちの一眼は、そのために進化してきた素晴らしい機能で溢れている。
細かなアナログ作業をやっているうちに、残したかった景色は一瞬で
通り過ぎ、可愛い子供のその時にしか無い表情も、飼い犬の一瞬のきらめき
のような可愛さも二度と戻らずに消えて行く。

だからこそ、iPhoneなど携帯のカメラが歴史の一瞬を切り取る事が現在は
多いのではないのか?
良い写真というのが歴史の瞬間を切り取る為の物だとしたら、愛するものの
表情や想い出の時間を切り取る為の物だとしたら、携帯付属のカメラ、コンパクト
なコンデジがもっとも優秀であり特化された素晴らしさがあるだろう。
報道関係やプロの写真家はそこにクオリティをプラスするからプロなのであり、
その自覚から常にカメラを持っている場合が多いんだろうと思う。

良い写真を撮影したいと思うってのは、瞬間にクオリティを求める人に泥沼の
金銭消費を要求する。ある意味それが趣味ってモンだって事なのだろう。

ーLEICA M-E ライカで覚えたい写真の世界ー

逆に言えば、数限りなく目的意識を持てば覚えられる世界がこのカメラにある。
この一眼より小さな機械の本質は、実は教科書なのではないか?とすら思う。
フルサイズセンサーにより、シビアなフォーカスが要求される。
そのピントを自分の身体の感覚で合わさなければいけないのだ。
マニュアルフォーカスなど、私はやった事がない。
やれAFが遅いだとか、甘いだとか、議論と批判にさらされるペンタックス
を使って来たが、実際批判側の何人が周辺の明るさに対応した感度設定や、
レンズのチョイスや、距離感やシャッター速度を適切に選択出来るだろうか?
理屈で理解はしていても、機械の進化によりよりイージーに良い写真を撮影
する事の利点は先に述べた通りで、僕もまったく持って理屈でしかわからない。

{結論として}
目測で距離や明るさを測る、適切な設定をカメラで直感的に行う、
カメラを構えてファインダーで微調整し、シャッターを切る。
カメラのしてくれる事が少ないからこそ、覚えられる物があるのではないか?
趣味の授業料としては、実はそんなに高価でもない気がするのだ。
センセイは、常に寄り添えるサイズでいつも僕のそばにいてくれるのだから。

{ライカ最初の一枚}
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やはりピンが甘いのである。
夕暮れ時、ピンが甘かろうがそれは機械の責任ではない。
自分でしかあわせられないからこそ、そう感じられる世界もあります。

朝霧ジャンボリー 最終日 [キャンプ&ギア]

朝霧ジャンボリー最終日はゆっくり起床し、のんびりすごした。
キャンピングカーのトイレの処理などを済ませ、子供の友人とお別れ
そして次回も逢おうと約束をし、久能山東照宮へ向かう事にした。
子供は最近日本史に興味を持っていて喜んでくれそうだからだ。
朝霧からかなり距離はあるが、連休最終日とはいってもそれほど時間
はかからなかった。
駐車場の前払い料金を済ませ、1159段の階段を登る。
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ロープウェイも駅までいけばあるようだが、登る事も楽しみと考えた。
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眼下に広がる景色を楽しみつつ、11月とはいえこの地域はかなり暑い。
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本殿へ抜ける参道は急坂を登って来たと思えない程の造りだ。
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本殿前は連休ということでかなりの観光客でにぎわっていた。
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本殿に通じる門は素晴らしい彫刻がほどこされている。
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そこから覗く景観も実に素晴らしい。

さらにその上に登って行くと。。。。
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徳川家康の墓所がある。
日光に移された説、未だ久能山に眠る説、分祀された説様々ある。
久能山の立場では久能山に間違いなく眠っている事になる。
いずれにせよ、手をあわせ、子供とそんな話しをして下山する。
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階段前まで来て、ひと休憩。
もう五年生かとカメラを構えながらおもった。

バンテック ジルというキャンピングカー最初のキャンプはこうしてまくを閉じた。
これからどんな使い方をしていくのだろうか。

朝霧ジャンボリー 二泊目 [キャンプ&ギア]

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二泊目。
昨日は夜通し雨振りのおかげで、外での活動がほとんど出来ていない。
ジルのサイドオーニングを出し、ランタンやキッチンまで配置していたのに、
サイドオーニングは車からの出入りの時、濡れないで出入り出来た事や、
愛犬のトイプードルのあいの気分転換に雨を眺めた事に役立ったくらいだ。
ソーラーの給電もこの天気では役にも立たないが、今回はキャンセル待ちで
電源サイトに入り込めたので電気に困る事はない。
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付属しているケーブルは結構短いので、配電まで車を寄せプラグインしてある。
雨のキャンプなので昨夜は娘とぼんやりホビットのDVDを見ながら適当にすごした。
キャンプ場での過ごし方としては、出来れば外で星空でも見ながらすごしたい
物だが、この雨では仕方ない。
今日は若干晴れ間ものぞくという天気予報なので、期待しながら朝食。
毎度のホットサンドとスープ程度で済ましてしまった。
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昨夜はその実力を発揮することなく吊り下がったままだったペドロマックス。
今夜は使うぞ!と決めていたのに、娘の友人のサイトにご招待され、急遽
夜はキッチンを使うのでそちらのサイトにキャンピングカーごと移動して、
ついに今回は火が入る事はなかった寂しい道具だ。
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昨夜は使う場面がなかったが、今回もしっかり暖をとらせてくれた武井
パープルストーブ。これが無いとたき火を続けなければキャンプは難かしい。
それくらいパワーのあるストーブだ。
一応、この他にガス式のコールマン2バーナーをキッチンにセットしたのだが、
結局最終日の朝まで使う事はなかった。
やはりキャンピングカーにキッチンがあると、寒い雨では室内の調理がメインに
なる。
昨夜、自分だけがシャワーを浴びていたので、近くの温泉、風の湯に向い、
昼食ついでに魔界の牧場で少し遊ぶ事にした。

お風呂の前に魔界の牧場に入り込む。
なんでも1度チケットを購入すると一ヶ月間は何度でも入れるらしい。
天気はよくないが、雨は降っていないのでそれなりに人が多い。
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不思議なトランポリンとやらを娘がやってみたいというので、やらせた。
なかなか元気に飛んでいる。何が不思議だったのか?と聞くと、フワフワ
で柔らかい感触でジャンプ出来るのだそうだ。
その感触が旨く言えないが、なかなかな物だったらしい。
そこから広い場内はひたすら散策。
犬連れなので、入れる場所はかなり限られるのだがそれはそれで犬連れ
ならでわの楽しみ方もある!
まずはこれ。
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異種格闘技戦第一ラウンド トイプードルVS羊
微妙な距離感で見つめ合い、お互い一歩も引かず、最期は羊が客がくれ
る餌に興味が移り、トイプードルのあいはソデにされた。
あんまりにも面白かったもので、第二ラウンド!
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異種格闘技戦第二ラウンド トイプードルVSヤギ
今度の相手はかなり巨大。頭だけであいちゃんの身体全体はありそうだ。
しかもあいが興味を示すと、柵の中から巨大な顔を乗り出し、キス寸前。
瞬間、あいが逃げ、ヤギさんの圧勝。

この後、場内のバーベキューコーナーでジンギスカンやら牛のもも肉を焼いて
食べ、昼食とした。
味はまぁ観光地の味であり、間違っても牧場の味だとかは思わなかった。
最期にデザートのソフトクリームを食べ、キャンピングカーに戻り、
風の湯へ。
朝霧ジャンボリーでキャンプするのは初めてなのだが、ふもとっぱらや、
周辺に何度か来ていたので風の湯ははじめてではない。
しっかりと温泉に浸かった後は、冷たいジュースをキャンピングカーで
飲み、まったりとすごした後、キャンプ場に戻った。

子供の友人家族のお誘いで、そちらのサイトに移動。
うちはうちで、カレーライスを作り、その他、あまった食材で色々作り
お互いに食べ物をシェアしながら数時間すごした。
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鳥の塩レモン風味
話題はキャンプの話しに当然なり、前回お会いしたふもとっぱらの話題
や、キャンプ用品の話題に花が咲く。
最後はキャンピングカーの中にご招待し、子供とウノをしてすごした。
なかなか楽しいひと時に感謝しつつ、次回もまた誘い合って行きましょう
と盛り上がりつつ、夜も遅くなってのキャンピングカーの移動は迷惑に
なるので20時前に自分のサイトに戻った。
そこから急激に眠くなってしまい、バンクヘッドを整理してあげて寝る
スペースを作り、気づかないうちに自分は寝てしまっていた。

夜中3時に眼をさますと、なんと雨空が一転して素晴らしい星空が広がって
いた。寒いが外出て星空を見上げて煙草をふかした。
こうして二泊目の夜は更けて行く。

明日はどこに行こう。。。

朝霧ジャンボリー 1泊目 [キャンプ&ギア]


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いつものように、前日の金曜日夜に出発。
連休だし渋滞を避ける意味合いもある。
今回は、現地最終のSAで仮眠予定だ。
キャンピングカーにしたので、仮眠もいつもと
異なり、快適なんだろうとか考え出発する。

早々、海老名SAで一旦休憩。その後、足柄で
給油した。
荷物をそれなりに積んだバンテック ジルは、
平地ではそれなりに走行出来るが、坂道は
あきらかに速度が低下する。
しかし、思っていた程のこともなく、許容範囲
だ。

風などの影響も、これも気にする程でもなく、
それより静かなエンジン音や、変な振動のない
トヨタダイナベースのカムロードの出来に好感
を持った。

段差の突き上げはトラックらしくあり、リア
ヘビーな重量から、フロント操舵の接地感や、
しっかり感は薄い。
そんな印象を持って運転をしていた。
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しかし、足柄を越えるとキャンピングカーが目
につく。自分が買ったからもあるが、こんなに
多いもんだったか?とすら思う。
購入検討をしていたキャンピングカーも、そこ
かしこにあり、もしかしたらあれに乗ってここ
にいたかもしれないな、とかおもうのだ。

最後の駿河湾SAに到着し、とりあえず仮眠の
支度を行い、軽くSAの売店で買った物を車内
で食べた。
そんなに長時間の運転でもなかったが、休まる
時間が取れるのがキャンピングカーのいい所か
もしれない。
LEDに変えたダウンライトのみでも、充分に
車内は明るく、長椅子脇のダウンライトのみ
点灯させて就寝した。

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私は長椅子の上にウレタンマット、寝袋、娘ら
はバンクヘッドに就寝。


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それぞれ付属カーテンでプライバシーが保てる
のだが、少し寂しさも感じるかな?
朝になり、出発前に簡単な食事を作った。


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ただのホットサンドと、インスタントスープな
のだが、ゆったりと社内で食事や調理が出来る
のは嬉しいものだ。


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コンプレッサー式の冷蔵庫は、走行中は最大に
し、停車中はメモリを2くらいにしたが、充分
満載に詰め込んでいる割には冷えを維持してい
て、雨でソーラー充電が期待出来ないが、なん
とかなりそうな感じである。

娘が持参のDVDを見たがるので、TVをつけて
やり、同時に朝霧ジャンボリーに出発した。
雨はどんどん降り始め、到着したころには本降
りになった。
兎に角、受付に行き、電源サイトのキャンセル
が無いかと聞いた所、さすがに雨であるという
ことだったが、フリーサイトは8時から、電源
サイトは昼から、との事で、近くの駐車場で暇
を潰した。

ほんの一時間でも待つことにたいしたストレス
を感じないのがキャンピングカーのいい所だ。
何かしら準備することも、コーヒーを沸かして
飲むことも可能なので、困らないのだ。

時間になり、受付に行くと今日のキャンプのき
っかけになった、今年5月のふもとっぱらでの
キャンプで娘が友達になった子らの家族と再会
した。

雨の中、サイドオーニングを広げ、ランタンや
パープルストーブをオーニング下に設置したは
いいが、当初は食事を作るのは外でやろうと考
えていたのだが、この雨だ。
しかも電源サイトになったので、室内の調理に
切り替えた。


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アイランドキッチンを調理台にし、コンロを使
い、ダッチの鍋で炊き込みを作る。
塩胡椒と鷹の爪、コンソメだけなのだが。


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火力が小さいと聞いていたのだが、充分ではな
いにせよ、困る程の事もなかった。
家庭よりは狭い分、使い勝手は劣るが、シンク
ガス台、調理台がうまく配置されていて、この
ジルというキャンピングカーの設計に関心する
事が多かった。




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これともう一品作り、夜食を戴いた。
車の中で酒を飲むという、初体験もし、不思議
な気分になった。
その後、なんでも使わないと気に入らない僕は
ボイラーで湯を沸かして、シャワーも浴びた。
若い頃に使ったコインシャワーを思い出す。
本当に狭いし、水も節約はしたが、すっきりし
た気持ち良さはしっかり味わえる。

充分に使えるじゃないか。
ボイラーの性能は中々よく、これが一番いらな
い機能な気がしていた割に、一番感動した機能
だった。そんなに毎回は使わないだろうが、あ
ればほんとに嬉しい機能だ。

夏なら余計に嬉しいだろうな。

ここまで機能としては、トイレを含めほとんど
を使ってみた。
まだ使ってないのは電子レンジくらいだ。
せっかくの電源サイトなので明日使ってみよう




使用準備 [キャンピングカー]

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27日納車が完了したバンテック JIL(ジル)なのだが、
やはり思っていたよりもずっと自分仕様に快適にすごすのは
荷物の積み込みやら何やら大変な騒ぎになる。
私のは中古なので特にキャンピングカーで重要な電力の消耗に対する
対策では蛍光灯ならまだいいが、ハロゲンなど多くの今時ではない電力消費
の大きな設備がある。
考え方を変えれば、照明などは簡単に電力消費を抑える事が可能な改造が出来る
し、とりあえず埼玉の所沢にあるバンテックパーツセンターに向かう事にした。

今回はざっと納車後使ってみた感じで以下の製品を購入し、設置する。
○トイレ THETFORD C200用 フレッシュアップキット
便座とタンクが同梱されたキットで、これを新品にする事により、
中古のネガティブである使用済みトイレの気になる所を新品にする事が可能。
○トイレ消臭剤、リンスの購入
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ドメティック パワーケア ドメティック エクストラケアを購入
○バンクヘッドラダー
中古付属のバンクヘッドラダーは、足場がなく、とても昇り降りがしづらい。
登る時はいいが、降りる時は少し恐いので調べてみると足場がしっかりとした
改良品があるので、それに変更をしたいと考えた。
http://www.campingcar-partscenter.jp/shopdetail/019001000002/
○ダウンライトのハロゲンからLED化
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私のモデルでは左右に2つずつ、4灯のハロゲンダウンライトがある。
これをLED化する事により、電力消費を抑えるのが狙い。

充分に明るいので、左右のダウンライトのみで夜に車内でくつろぐ事が可能。
ただ暖色系ではなく白色なのが少し不満だった。
○レベルアップブロック
キャンプではキャンピングカーの水平が保てる場所は少ないので、タイヤに
噛ませて室内を水平にし、さらに輪留めで車を固定出来るものをチョイスした。
まだ使っていないのでこれはなんとも言えないが、家の駐車場ですら水平とは
言えないのであれば助かる場所は多いと思い購入。

バンテックパーツセンターでは以上を購入し、後はドンキーやらホームセンター
で必要物を買いあさった。
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SEIKOの湿度、温度、センサー感知LEDライト付き電波時計。
これをマジックテープで冷蔵庫横の壁に固定。
暗くなるとセンサーでバックライトが点灯する電池式の時計だ。
やはり室内温度は気になるし、時計はカチコチ五月蝿いと寝れない。
暗いと時間がわからないのではしょうがないので、この手の時計は助かる。

納車から数日でキャンプに使う用意をしているのだが、気になるのは
とにかくキャンピングカーと言う物は改めて家と同じである。
キッチンから何からなにまで準備をしなければそのままでは使えない。
しかも動くのだから適当に置いておけばいいものでもなく、必ず固定が
必要となる。
マジックテープや吸盤などが必要だし、場合によってはネジ止めも必要だ。
タオル一枚そうでなければ使い勝ってが悪い。
走行していれば固定されていない物は、急制動時にどうなるかわからない。
そう考えるとかなりの工夫が必要だったり、快適な生活の為にはそれなりの
物が必要になったりするものだ。

しかしほとんどは使ってみないとわからなかったりするのだと思う。
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テント生活よりは随分寝心地はいいのだが、寝てみて思ったのはやはり
快適な分、もっともっと快適にしたいと考えてしまう傾向が強いのが
キャンピングカーだと思う。
【知識が増えれば装備は減る】
がアウトドアなのだが、逆に、【キャンピングカーを知れば設備は増える】
傾向にあるのだと感じる。
当然、キャンピングカーは備え付けの設備品により、持ち込む装備を減らせる
ように出来ていて、そのバランスに応じて棚などのバゲッジを配置している。
乗用車がキャンプするのにてんこもりの荷物を持参しなければならないのとは
真逆に、本質的には設備との引き算で持ち込む装備を決める物なのだが、
どうにもこうにもだからこそ、使ってみなきゃ本当に必要な物がわからないのだ。

今回の連休ではキャンプ場での連泊になるのだが、そこであらかた答えは
出て行くのだと思うのだが、犬の事もあるし悩みはつきませんね。
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キャンピングカーとキャンプ場 考察 [キャンピングカー]

私はアウトドアが好きだ。
長年、日本でキャンプを含むアウトドアを行って来て、今回
キャンピングカーを購入する事にしたのだ。
日本のアウトドア事情はどうか?というと様々な問題があると思う。

おおまかに言ってしまえば、高価でプアな宿泊施設をキャンプ場と言う。
これが日本の現実だと思っている。
例外的に北海道など無料や公共のキャンプ場もあるにはあるし、良い
場所もある。
これは持論なのだが
不便を楽しむのがキャンプではない
自然を楽しむのがキャンプなのであって、不便を楽しみにするわけではない。
不便を楽しむのなら、いくらだって違うアウトドアのやり方がある。
個々の事情の中で、いかに快適にキャンプを行い、自然を楽しむか?が
キャンプだと思う。

キャンピングカー関連の団体のページを見ると、やれキャンプ場に金を落とせ、
やれ、キャンプ場の宿泊費くらい支払うべきだとやんやと記載されている。
それはひとつの意見としては正解だと思うが、おおいに間違っている。
キャンピングカーを必要とする人の中で、私のような人間にとっては、
キャンプ場っていうのは不便でしかたない場所であるからだ。

キャンピングカーという物が、自然の中で快適にすごせる物であると仮定
するとしよう。
電源サイト等の高規格キャンプ場というのは、まだまだ少ない。
都市周辺場所には存在するし、有名観光地近くにもあるが、
全てのサイトに電源は用意されているわけではない。
世の中のキャンピングカーを購入出来るファミリー世帯は、おとうさんは
現役で子供も学校に通い、混雑期にしか休みを取れず、高規格キャンプ場
で電源サイトを予約する事は困難である。
実際、今度の連休に私は朝霧ジャンボリーの電源サイトを一ヶ月前に
予約を入れたが、満杯で電源の無いサイトでのキャンピングカーデビュー
という予定だ。

サブバッテリーがあるのだから、二泊のキャンプくらいすごせるか?
それは不可能だ。
この時期は寒いのだし、テレビや照明、冷蔵庫の最低限の電気で二泊は
計算上持たない。ダブルにしても難かしい部分がある。
問題は、電源を供給出来るキャンプ場はよく見るが、繁忙期に予約無し
どころか一ヶ月前でも予約を取る事は難かしいし、機能上、連泊、
つまり停滞しながらそこで時間をすごすキャンプ場という施設に
キャンピングカーはまったく向いてないのだ。
というか、そういう風に出来ていない。
また、各種団体がプッシュするキャンプ場のインフラも、まったく
そういうふうに出来ていないのだ。

それだけではない。
キャンプ場の料金形態も、まったくキャンピングカー等を考慮に入れていない。
よく考えてみればわかるのだ。
この国のキャンプシーンとは、キャンプ場にあわせて発展してきた物だ。
客にあわせてキャンプ場が発展してきた訳ではない。
アウトドアは多種多様なはずで、山登りからファミリーキャンプ迄、様々だ。
よく思い出してみれば理解出来ると思う。

旅をバイクでする場合、キャンプ場は寝るだけの場所である。
北海道あたりを旅すれば夕方にキャンプ場に入り、早朝に出発は当たり前だ。
関東にそう便利に使えるキャンプ場は極端に少ない。
チェックインもアウトも管理人に管理されなければならない場所が多いのだ。

キャンプ場は区画を区切り、チェックインアウトをホテルや旅館並にして、
料金は5000円以上と、そのへんのビジネスホテル並に設定してある。
その決められたルールの中で楽しもうと思えば、出来る限り快適なテントを
購入し、家族や仲間と最大限楽しめるように宴会もできるしというスタイル
になっていく。

想像出来ます?夕方、移動の途中で疲れきった身体で受付に5000円支払って、
簡素なテントを建て、テントに潜り込み、なんとか湯でも湧かしてカップラーメン
を食べ、コーヒーを飲み、明日の予定を地図を見ながら立てる。
そして、朝5時に起きて出て行く事を。
核家族化した家庭が巨大なテントを持って渋滞の中を何ヶ月も前から予約を取った
キャンプ場に土曜日朝起きて出かけ、昼過ぎにやっと到着して快適性とトレードオフ
のクソ重くて立てるのもひと苦労のテントをなんとか建て、翌朝10時には撤収して
積み込み、また渋滞の中を帰宅していく事を。

必然、その愚かな事に気付き、キャンプ趣味をやめていくわけです。
もしくは年に1度、二度の連泊出来る日程に全てを賭けてキャンプするのです。
私がキャンプ場の都合で発展していったのがキャンプシーンであると言う事で、
お客の為のサービスなんか考えてるアウトドアメーカーも、キャンプ場も無い
とは言わないけど、少数なんです。

キャンプなんか年に何回も行かないでしょ?
行く時は同じ場所(キャンプ場)に連泊なんでしょ?
じゃあ、こんな巨大なテントとか買ったら快適だよ?楽しいよ?
ほら仲間と宴会して大騒ぎも出来て楽しいよ?
子供も奥さんも虫嫌いでしょ?蚊だアブだ危ないからホラこんなに
快適な蚊帳のタープなんかどう?
テントの中で立てると着替えも楽々さ、どうせアウトドア趣味だって言うし、
車もでかいんでしょ?コンパクトに畳めてすぐ設営撤去が楽より、ほら、
どっしり重くてまるで居間とか家みたいでしょ?快適だよ?

ビジネスホテル並の料金と設定時間で連泊しなければ意味の無い設備を
買い込み、連泊でしか行く気もなくなった家族や団体が、その場を楽しむ
場所がキャンプ場なのだ。
しかし、実際は騒げば当然マナーがなってない。
酒を飲んでも仲間とひそひそと話し、周囲に気を使い、不便な思いを
おもいっきりしながらナント台の上でたき火なんかするのがキャンプです。

燃やす木も落っこちてなければ、直火もダメで、清掃なんかバッチリ自分で
やってご丁寧にゴミは自宅へ!なんてとこもあるのがキャンプ場です。
そんなモン尻つぼみで客来なくなって、あたりまえだし自業自得なんですね。
業界そのものも、そこ使えってのが使命みたいにギャーギャー騒ぐわけで、
これまたマナー向上だなんだとギャーギャー騒いでるわけです。

僕から言わせれば一番迷惑かけないのは旅人なんです。
寝る為だけにそこの場、わずかなスペースを借りたい旅人なんですよね。
1人だししゃべりもしないで、勝ってに寝て、朝にはいなくなってくれる。
飲み食いも最小限、ゴミダシOKな所でも負荷は低いわけです。
キャンピングカーはどうだろう?
そもそも何故、車中泊なんかする機能を求めるのか?
そりゃバイク乗りと同じで、旅の途中で寝る事やメシを食う事が必要なのが人間
だからなんですね。
なにもキャンプ場だけで宿泊するためにキャンピングカーを買うわけじゃない。
明日は、どこそこに行きたい。どこそこでこんな風呂に入りたい。
目的がそうであり、たまにはキャンプ場で宿泊も連泊もするでしょうが、
旅の途中の休憩だったり睡眠であったり、ごはんを食べる為の場所の確保
の為に付属している機能をキャンピングカーって言うのだと思うのです。

実際には、移動時間が一日長ければ長い程、走行充電で電気は賄える。
家庭用のクーラーをエンジンを停止したまま使いたいとか、子供とテレビを
見ながら奥さんに料理を作ってもらって、それが奥さんも大変だろうから
電子レンジで簡単にチンしてもらって、なんて考えると電源が必要になるだけです。
巨大ファミリーテント連泊前提の時間設定のキャンプ場で、現役世代や
子連れの制約のあるファミリーが宿泊するメリットなんか、ほとんどない。
キャンピングカーを所持している理由もなんだかよくわからなくなる話しです。

キャンピングカーの偉そうな組織のおえらい方々が、マナー啓発を盾に
キャンプ場でキャンピングカーは宿泊すべきだとそれだけ言うのなら、
自分で自分の首を締めているだけな事に気づいたほうがいいと思う。
だいたい全部がグレーゾーンなんですよね。

うちは自宅でブラックもグレータンクも処理していると怒る人?
だいじょぶでしょうか?お宅の上下水契約に持ち込んだ汚水を流していいなんて
記載されてますか?禁止されてますよね?
一応、汚水処理業社に委託してブラックもグレーも処理しなければいけない決まり
なはずですよね。自宅敷地の最終枡は自己管理ですが、上下水契約上、持ち込み
廃棄処理は契約上ダメなはずです。それがいいなら自宅敷地に会社の産業汚水でも
なんでも持ち込んでどんどん処理しちゃったら無料になっちゃいますしね。

ブラックもグレーも自宅敷地にあってでも処理はグレーゾーンです。
嘘だと思うなら、よそから汚水を車で持ち込んで自宅の処理升にバンバン
流していいか聞いて見るといいです。
グレーゾーンと書いたのは、キャンピングカーが契約生活排水と言えるかどうか?
まぁいいだろう的な範疇でしかないという意味です。
重箱の隅をマナー、マナーでつついて行けばこういうふうに目くそ鼻くその世界
が広がって、全てがつまらない物になっていきます。
言えば言う程どんどん自分の首を締め付けて、ギスギスした世の中になる訳です。
グレーゾーンがマナー違反だと変わってしまう日も無いとは言えません。

道の駅やSAはなるほど、宿泊施設ではありません。
そこでオーニングを出して宴会なんて、やろうとも思わないですよね。
あくまで旅の途中で快適に休め、眠れる場所がキャンピングカーであり、その機能
なんだと思います。だから自由であり、楽しそうであり、購入する気にもなる。

ガス使って調理なんか道の駅やSAでするな。キャンプ場に行け、
排水処理は業者を毎回頼め。もしくは浸透浄化槽を自宅に設置して管理しろ。
旅の途中だろうが車で寝るならキャンプ場を高くても使え。
インアウトの時間くらいきちんと守れない予定はたてるな。
ドアの開け閉めがテントより五月蝿いからなんとかしろ。
クーラーの室外機がキャンプ場でうるさい。
テントでのキャンプ生活する人間はガソリンストーブで湯を深夜早朝に沸かす
のも気を使うのがマナーです。(※これは本当ですよ?)

そうなんです。キャンピングカーってね?
キャンプ場とは相性が本当に悪い乗り物なんですね。
間違いなく歓迎されてません。
隣に薄いビニールの壁一枚の家族がゆっくり寝ているのに、キャンピングカー
から外になんか出れますか?その横で熱いからって言って、室外機回すんですか?
ACサイトはだから隔離されてる場合が多いと思います。
でもそんな隔離された環境ばかりじゃないですよね?

もしキャンプ場に宿泊する事がキャンピングカーのマナーだと言うのなら、
金を支払えば偉いという訳ではないが、金銭を支払うのに見合ったサービスを
選択できるサービスを付加価値をつけてしていただかねば利用を継続は不可能です。
ですから皆さんSAや道の駅に夜について朝まで寝てるんじゃないんですか?
目的は観光や旅であって、テントを張ってキャンプ場でまったりする事ではない
はずですよね?少なくとも僕はそうです。

これからキャンピングカーが納車され、様々使って行くわけですが、
業界団体さんにお願いがあるとしたら、もっと現実を見ましょうよ?って事です。
SAや道の駅に今、車中泊している人が全員キャンプ場に来たらどうなりますか?
安いキャンプ場を探し、インアウト指定の無い、フリーサイトを選びます。
夜中にエンジン音を轟かせ、サイトに入って来て、クーラーの室外機を回し、
バンバンとけたたましい扉の音と、漏れ聞こえるテレビの音。
あんまりにも現実的じゃないですよね?

購買層のほとんどがそういう利用を視野に購入しているのです。
そういう利用とは、時間に縛られずに出発していつでも寝れて、いつでも
くつろげる空間を確保するために購入しているんだと思うのです。
キャンピングカーはどこかのアウトドアメーカーの巨大宴会ファミリーテント
の変わりに買われて行く物じゃないとおもいます。
買う人はテントよりキャンプ場で楽だからって理由だけで買うわけじゃないんです。
ビニールの薄い壁一枚のテントと場所を共有できるわきゃないじゃないですか。
1泊の定置でテントがわりにアウトドアそこでしますって言うだけなら
まだなんとか昼遊んで夜は静かに寝るという事で、納まりますが、そんな
事の為だけにこんなもん買う人いないと思う。

キャンピングカー設備の汚水処理の問題、機能上の水補給の問題、
電気の問題、インフラが整備されいないこの国の環境の問題。
それら全てを、買った客のマナーの責任に転嫁して、不完全な物を売ってる
自覚がないのだったらマナーを問う資格はメーカーや協会には一切ない。
そんなあまっちょろいビジネスがどこにあるんですか?
買う側も買う側で、そんなあまっちょろい職業経験で稼いだ金銭でキャンピ
ングカー購入しましたか?
求められるべきは、マナー以前の問題で、アウトドアシーンで展開する
全ての企業の問題じゃないんでしょうか?
そして需要に応じたサービスを展開出来ない行政サービスの問題じゃない
んでしょうか?

何かひとつ趣味を持つと、自転車でもなんでもかんでもマナーだなんだと
様々な所でその趣味を得て楽しもうとする側に批難が全てに向けられます。
多くは、それを想定させる機能を有した物を販売して、インフラを無視した結果
が客側である買った人の責任追及という形で終わらせています。
そして、客側がつまらなくなりその趣味をやめてしまう悪循環に陥るわけです。

キャンピングカーという趣味をはじめるにあたり、マナーを言われるのは
買って利用する側であり、売った側がえらそうにマナーだと言ってる気持ち悪さ
ったらもう、どうにもこうにも発展途上の業界の自覚も何もかも無い雰囲気です。
アウトドア業界でどこで使うかわからない、宴会巨大セットを販売して、楽しそう
でしょ?とか高い金額で売ってる会社と似た気持ち悪さを感じてしまいます。
出来るなら客もメーカーも協会も協力関係の上、成熟した業界に成長して行くのが
理想で、その向上心から産まれるのが買ってよかったと思われる商品ではないで
しょうか?

排水処理も汚水処理も、電気も製品の品質も(海外パーツに頼る等)キャンプ場の
システムも金額も、道の駅の締め出しも、発電機の騒音も、客側のマナーだけの
問題ではないのでは?
不完全な物を作っている
風土に合わない物を販売した
協会さんの言ってる通りにしたら、今度はキャンプ場でモメるだけの話しです。







キャンピングカー購入記 4 バンテックジルに決める。 [キャンピングカー]

目星を付け、少し遠いがRVランドさんにお邪魔をする事にした。
車で横浜から常磐道に乗り、およそ1時間30分かけて到着。
中古から新車のキャンピングカーを多数取り扱っている会社だ。
目星を付けて出向いたバンテック ジルは後部二段ベットになっていた
が、使用人数も少ないし変動するので、二段ベットが望みではなかった。

素晴らしく良く出来たヨーロピアンな中古キャンピングカーがディーゼル
NOX規制クリアでもかなり現実的なお値段がついており、グラッと来る
のだが、長さと幅が日本で使うにはかなり厳しい事に気付き、また日本製
のキャンピングカーを見てまわる。

お店のスタッフさんが親切に対応して戴き、下取り入庫したばかりのジル
があるので、それはまだネットなどで登録していないので幾分安く出せる
との事で見せて戴く事になった。
最近は便利なものでネットで様々な方のサイトで予備知識を得て、ある程度
は自分なりの知識を得ていたので、理想に近い形をそこに見る事が出来た。
結論から言えば決めたのだが、そのポイントは。
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バンテックのジルはカセットトイレが装備されてあり、エマージェンシー用
でも通常使用でも心強い。
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トイレの上に流しがあり、これは使うかどうかは不明だが、鑑の裏に小物
を入れられるし、匂いの問題はどうかはわからないが、歯磨きも出来そうだ。
追加に換気扇を検討しなければならないが、使用頻度もそれほど高くなさ
そうで、中古とはいえそれほどの匂いはない。
シャワーヘッドとボイラーがあるが、ここでシャワーを浴びる事は滅多に
なさそうだなと予想した。
実は、この2004年式のジルはプロパンで、様々な所で言われているが
プロパンの充填はなかなか難かしそうだ。
それを家庭用のカセットガスにコンバートしようと考えているので、
おそらく使う事はないだろう。
IMG_0030.jpg
好都合に冷蔵庫も3wayではなく、DCだけとなっていて、これも私には
プラス要素になっていた。電力は1500Wのインバーターにツインサブ
バッテリーが装着され、サブバッテリーは交換して戴けるとのこと。
外観にそれなりの汚れはあるものの、ボンゴなどのベースに不安が
あってカムロードを見てみたかった事もあり、図体のでかい私も
安心して乗れそうな運転席や、広い室内に理想を見出せる。
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天井のベンチレーターはファンタスティックファンで、ルーフトップ
に雨でも使えるフードが装着されている。
これもテントキャンプかしていない私にとっては、熱のこもる天井
から真夏の熱気を逃がしてくれる期待を抱ける仕様だ。
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ルーフ部にソーラーが一台。
マンションの為、電源が引けない事からこれもうれしいオプションだ。
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ルーフにはこの他、テレビアンテナも装着されており、後付けを
しなくてよいのは中古車としては理想的で、タイヤも新品に交換して
くれるとの事、寿命間近ではあるがホイール付きのスタッドレスも
ついてくる。
サスも純正ではあるが新品に交換してくれるとの事で、これも良いサービス
である。
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内装はかなり大切に使ってあり、これは前オーナーに感謝である。
多少の木の傷はあるが、それほど気になる大きな傷といえば、
バンク下のストッパーによるひっかき傷が、何度もひっかけて深い事
くらいだ。これは購入したら処置しなければいけない。

ソファーなどの生地もおそらくカバーをかけて使っていたのか、綺麗な
ままである。
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電源集中スイッチ部分も理解はしやすそうだが、後付けでデジタル表示に
変えたい部分ではある。

オプション装着部分では
リアサイクルキャリア
ソーラーパネル
ツインサブバッテリー
1500Wインバーター
DC 1WAY冷蔵庫
ルーフベントカバー
液晶テレビ
ルーフアンテナ
スタッドレス山無し、ホイール付き
カーナビ 
などが揃った状態だ。

サービス交換部分では
タイヤ新品
サスペンション 純正新品交換
サブバッテリー 交換
という事になるから、そもそも純正でジルはFFヒーター(ガソリン)
サイドオーニング、リアクーラーヒーター(走行時)が装備されているので、
買ってしまえばメンテナンスにしか金銭がかからないと判断した。

そうはいっても、10年落ちの中古であり現代基準からすれば
電気を食うハロゲン照明などのLED化
前出のLPガスの家庭カセットガス化
前のオーナーがしなかった事では、トイレの換気扇増設
家庭用エアコン設置、発電機増設。
など、プライオリティ順に取捨選択を使用して増設していかなけれ
ばならない事がある。

その他、外装扉などのキー廻りのリプレイスなど、中古ならでは
の補修は想像がつく。
車体、エンジン部分などはトヨタのクオリティに期待する事として、
乗り出しから気持ちよく使える装備が揃っている事は魅力だった。
結局、予算から随分下回る形で契約出来、余った金銭で周辺部分を
揃える事が可能になった。
一応、手付けを支払い一週間熟考したが、買う事に決めた。

しかし決めれば決めたで、待ち遠しい物である。
実は本日から起算して後二週間程で納車なのだが、やるべき事の
車庫証明など、必要書類を揃えて行く作業をしながらも、ワクワクしながら
あぁでもないこうでもないと楽しい時間をすごしている。
しかし、実は変な話しだがトイレの事で頭がいっぱいなのである。
そんな処理をやったこともないし、使う、そして必要だと決め込んだ割には
そればかりに頭を悩ます自分がいるのだ。

キャンピングカー 購入記 4 絞込み [キャンピングカー]

中古で決定したキャンピングカー選び。
家以外はローンを組まない主義を通してるので致し方ない。
時間を金利分で買うという考え方もあるが、どうも乗り気になれなかった。

さて、何故キャンピングカーが必要なのか再度、考えてみた。
1愛犬がいる以上、簡単に旅に出る事は叶わない。
2仕事が読めないので、予定を組んだ旅など不可能である。
つまり、この大きなファクターが私にはある。
ペットホテルの予約を行く先々で取って旅をする憂鬱さ、満室でキャンプ場
すら断られる事の多い現状を考えると、キャンピングカーを購入する事の
メリットが見えて来る。

愛犬と自分、別れた家族?と何故か頻繁にキャンプに行くので、娘を
喜ばせたい。
そもそもバイクで軽く設営撤去が楽なテントを装備して、気の向くまま
旅をする私に、巨大なテントをラゲッジに押し込み、設営するだけで
ひと苦労なキャンプをしかも1泊や2泊の為に汗だくになりながらやれ
って言われても腰が重くなるのだ。
長期滞在ならその苦労も報われるが、バイク装備なら到着後数分で
すでにくつろぎの空間を手に入れられるものを、10倍以上の重さや
量を苦労して設営して、メシの支度をして夜を迎える事に何の魅力
があるのか?ましてやカヤックをやるためには船まで組まなければだ。

チェックインの時間にあわせて出動すれば渋滞に巻き込まれ、夜中に
出ればどこかで狭い車内で仮眠をし、到着までに疲れ果ててしまう。
世のおとうさんはそんなモンだろうとは思うが、それって趣味って
言えるのだろうか?

温泉に入るのも好きだが、近くにトイレが必ずあるとか、ましてや綺麗な
水洗のトイレがあるだとか、実は僕が好んで行く温泉にそんな設備はない。
あってもとんでもなく汚かったりして、出来れば使いたく無いものだ。
頭の中にあるモデルケースがある。
よく行く温泉は24時間開放型の村営だ。
大変静かで人気の無い場所で、寄付によって成り立っている温泉だ。
だから設備がどうこうなどと贅沢な事を一切思わないが、トイレを使おう
と思えば、そこからだいぶ離れた所まで行かなければならない。

緊急に入浴後、もよおしたら悲しい現実がある。
それらを回避するためには車内にトイレが欲しいところだ。
だいたいは高所にあるので、エアコンよりもヒーターが重要で、これが
なければ凍えながら寝る事になる。
もっともテントで寝る事を考えれば、どんなでも快適だったりはするし、
それなりの寝袋などの装備も所持しているので、雪が降ったって大丈夫では
あるし、バイクでの雪中キャンプなんて事もしたことがあるので、たいした
問題ではないのだが、車で寝るとなると快適さを享受したくなる。

そもそも快適なホテルや旅館、家にいる事をやめて外に出るのか?
それは自然の中で楽しみたいからで、自然の厳しさを味わいたいアウトドア
はバイクで1人でやるものだと思っている。
確かに名言、知識が増えれば装備は減る。
これは事実だし、装備を究極に少なくしていかに快適に過ごすという事は
アウトドアの醍醐味である。
ファミリーキャンプはどうかというと、はっきり言ってアウトドアとは
真逆な方向で進化した意味不明な現状がある。
だからキャンプ場は経営難に陥るのだろうし、ファミリーキャンパーを
中心としたインフラの整備は美しく整備されたトイレに大きな区画、
温泉や休憩所の整備や洗い場の整備などなど、本来のアウトドアとかけ離れた
インフラを必要とし、それを必要と思わないバイクキャンパーや、アウトドア
を理解している層にまで無駄な出費をかけさせて、アウトドアシーンは先細り
になってきている。

わざわざ一泊5000円以上の金を支払い、どでかい荷物をおろして組み立て、
どんなに追い求めても不可能な家にいるのと同じ環境を追い求めた装備を広げ
る事に飽きる人だって居て当然で、そんな事するくらいならば、もっと対価を
支払いキャンピングカーを買って、ついたその場から自然を楽しみ、くつろぐ。
自然の中で無理する事もなく時間を楽しむ。
一泊だって二泊だってそれなら有意義ではないかと考えたのだ。
そろそろ、もっと休日を楽しんでもいいだろう?
そろそろ、もっと人生を楽しんだっていいじゃないか?

そこに至前、プラドの三列目とラゲッジをフラット化して車中泊をしてみた。
その大きさから、足を延ばしてフラットに十二分に寝れる。
しかし荷物をあっちこっちに片付け、ベットを展開し、愛犬と荷物は助手席に、
窓も虫がはいるので開けられないので、虫用スクリーンをかぶせ、通気を確保
し、なんとか寝た。
寝れない事は無いという程度で、安眠とは程遠く、これではやはり巨大テントの
呪縛からは逃れられない。
一泊の突貫旅行ならこれでいいが、それでもあまりにも疲れすぎるのだ。
以前、アルファードに乗っていた時も感じた事だが、ちょっと寝るという
ならそれも充分な環境なのだが、使う人数や犬がいたりすると大きく違う。

求める物は、肉体的精神的負荷もなくある程度の人数で寝泊まり出来、
テントよりも快適に過ごせ、立つ事も可能で、トイレも設備されているもの。
バイクキャンプのストイックさと対極にある理想をそちらでは作りたいのだ。
そして可能な限り、一般的な駐車場に納まる2m5mサイズであり、少なから
ずある程度の運転時のストレスが少ない物ということで浮上したのが、
カムロードベースという選択だった。

中古で気になったのはバンテック社の物で、そもそもが必要な物が最初から
装着されている事から、他メーカーのように中古なのに新車の価格を大幅に
上回るプライスタグとかいうふざけた話しにはなっていない。
予算的にはかなり厳しく、中古でも実にいい値段がしてしまうが、
それなりに綺麗に使われたものを選択したいと思った。


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